結婚が早いヤンキーから学ぶ「結婚観」
近年、日本では晩婚化や未婚化が進んでいると聞いたことはないですか?
平成が終わり、平成の30年間で何が変わったと言われると「未婚化」「晩婚化」があげられます。
実際に日本の平均初婚年齢は、30年間で男性が2歳、女性が3歳上昇したと言われています。
そんな時代の中で僕は、思いました。
なんで10代で結婚するヤンキーは毎年1学年に1人はいるの??
ここから、僕は現代の未婚化や晩婚化はヤンキーから学べばいいんじゃないのか?と考えたので本記事で一緒に考えていきたいと思います。
未婚化・晩婚化の原因は?
未婚男性に多い理由が「経済的な余裕がない」、「出会いがない」
男性は「結婚=家族を養う」という意識が強いです。経済的にも非正規雇用が増える時代なので自分のことでいっぱいいっぱいが現状です。
未婚女性に多い理由が「経済的な余裕がない」、「結婚の必要性を感じない」
女性は「結婚=養ってもらう」という意識が未だ残っています。女性の社会進出が当たり前になった事によって女性の経済的自立は可能になりました。わざわざ自身で一杯一杯の男性と結婚しようとは思いません。
このように全体的に観ると、経済的背景が理由にあることが分かります。
総じて、男女それぞれが経済的自立をしたことで結婚することでの経済的恩恵というメリットがなくなったと言えます。
また、子供を持つということを考えると更に結婚のハードルが上がります。
男性には経済的な余裕が求められますが期待できないので、女性は育児と仕事を両立できる環境を求めます。夫婦共働きが当たり前の現代では、この環境がないならば子供を持とうと決断することができないのが本音だと思います。
そして、子供を持つことが期待できないなら結婚する意味あるのかな?
付き合ってるだけでよくない?
というのがリアルではないでしょうか?
なぜヤンキーは結婚が早いのか?
未婚男女の多くは、20代後半になるにつれて結婚を考えます。
その時に経済的余裕や子供の事など、将来について深く考えます。
そして、考えた結果が結婚に意味を見出せないというのがリアルです。
では、ヤンキーはどうでしょうか?
どんな小さな学校でもなぜか1学年に1人、最低でも学校に1人はいるヤンキーです。
理由
・計画性がない
20代後半の未婚男女は将来について深く考えると言いましたが、ヤンキーは今楽しければそれでいいのです。中高で学校に通っている人なら分かりますが、めんどくさいと思いながらも進路について考えさせられます。僕自身、進路希望書など適当に書いてきたりしてやり過ごしてきましたが、今そういう時間があったことは大切だったと実感しています。
ヤンキーは、将来について考える時間も考えさせられる機会もないです。
今が楽しければいい「コイツと結婚して幸せになる」それだけです。
・集団の意識
ヤンキーはヤンキーとしか関わってないので、10代とかで結婚するのが当たり前だと思ってしまいます。これは、自然界的にも当たり前のことです。動物園で生まれた動物は、野生に返しても生きれないのと同じです。他を知らないのです。
・金があるように見える
ヤンキーは学校に行かず働いて金をもらいます。10代で10万程度もらえます。これが20代後半なら経済的余裕なんて1ミリもないと分かりますが、月のお小遣いが数千円の10代からすればお金持ちに見えるというマジックが生じます。
ヤンキーの結婚から学べること
最近の子供の虐待問題などのニュースを見ているとほとんど10代で結婚したような人ばかりで、将来のことなんて何も考えてないなと思います。
しかし、20代後半の男女は十分すぎるくらい将来について考えています。
何も考えていないヤンキーの結婚は問題ですが、結婚したことで家族について考えたり頑張ったりするヤンキーがいるのも事実です。僕の周りにも学校に行かないようなヤンキーで10代で出産して結婚した人がいますが、久しぶりに会ってみると自分より多く人生を生きているような力を感じます。
・結婚しちゃえばいいじゃん
無責任かもしれませんが、経済的に余裕ができてから結婚するとかじゃなく結婚してみたらいいじゃんってことです。
「出会いがない」なんていうのが晩婚化や未婚化の理由に出てくる時代です。もし付き合っている人がいて将来を何度も何年も真剣に考えたり、実際に待たせたりしているのなら結婚しちゃえばいいです。こんな時代に、そんな素敵な人に出会えたことが奇跡じゃない?
十分すぎるくらい将来について考えているのなら
「コイツと結婚して幸せになる」
それだけでいいんじゃない?