【筋トレ】トレーニング後の夜の炭水化物はどうする?【ダイエット】
トレーニングが夜の場合、炭水化物を食べてもいいの??
と悩んでいる方いませんか
なぜ夜の炭水化物だけそう考えられるのか?
それは、活動量とインスリンが理由です。
しかし、トレーニング後に関しては
夜でも炭水化物を摂取すべきです。
本記事で、簡単に紹介します。
インスリンを考える
インスリンとは、血液中の糖を全身の臓器などに運ぶホルモン。
また、血糖値を下げるホルモンです。
炭水化物(糖質+食物繊維)を摂取すると血糖値が上がります。
血糖値が上がると、これを下げようとするインスリンが分泌されます。
これによって、食べたのにお腹が空くという現象が起きます。
この現象は、食事中に上昇した血糖値が食後に下がったギャップで
脳が糖質を求めているからです。
このギャップが食欲の原因になるため
インスリンを出さないケトジェニックダイエット(低糖質ダイエット)や
GI値が低い炭水化物を選ぶことでインスリンの上昇を緩やかにする
などの方法がよくダイエットに取り入れられています。
夜の炭水化物とインスリンを考える
炭水化物を摂取すると、最終的にグルコースとして全身に運ばれエネルギーとして使われます。しかし、インスリンは主にエネルギーを筋肉や肝臓に蓄えますが、余ったエネルギーは脂肪として蓄えます。
この時に、考えるのが夜とインスリンの関係です。
朝食に炭水化物をしっかり食べて代謝をあげるなどよく聞きませんか?
これは、朝食で食べた炭水化物がその後の1日の活動のエネルギーとして使われるためです。
しかし、夜の炭水化物はその後の活動量を考えると朝食ほど必要ないです。
また、重要なのがインスリン抵抗性です。
インスリン抵抗性とは、血液中の糖を全身の臓器などに運べなくなる。
簡単にいうとインスリンの効きにくさです。
インスリン抵抗性が低いと、全身の臓器などに糖を運ぶために、より多くのインスリンが分泌され、多くのインスリンが必要になる。
そして、血液中のインスリンが高いと糖がエネルギーとして使われ、インスリンが低いと脂肪がエネルギーとして使われる割合が増える。
つまり、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが効きにくくなるインスリン抵抗性が高いと、脂肪として蓄えられやすくなる。
そして、このインスリン抵抗性は朝が一番低く、夜が一番高い
つまり、夜の炭水化物は脂肪に変換されやすいということです。
しかも、寝るだけの場合エネルギーが余ることになるのでより変換されやすい
夜の炭水化物とインスリンは、トレーニング後は無視でいい
トレーニング後は、夜であっても炭水化物を摂取すべきです。
理由は、インスリン抵抗性はトレーニング後が朝よりも低くなります。
トレーニングでエネルギーを消費しているので、
炭水化物が、筋肉に優先的にエネルギーとして運ばれます。
トレーニング後は、トレーニングを朝しても昼しても夜しても
一番インスリン抵抗性が低いです。
ダイエット中は?
ダイエットをしている場合は、1日のカロリー収支次第です。
夜食べても朝食べても、同じカロリーなので
1日のカロリー収支がアンダーカロリー状態なら
夜食べたから太るということはないです。
逆に、夜の炭水化物を抜いたから痩せることはないとも言えます。
ダイエット中でもトレーニング前後の食事は一番重要視されているはずなので
夜でも同じように、トレーニング後の食事を食べるのがいいです。